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経営者と社員を繋ぐシゴト

2021-11-18

みなさん、こんにちは。

ブログ担当西里です。

今日の沖縄は雨です。

なぜか、車に傘がない。私の傘はどこにいったのでしょうか。

マスクもどんどん減っていきます。マスクはどこにいったのでしょうか。

無意識ってこわいですね。気をつけます!できたら。

さてさて、最近のTISは、私たちができることをどんどんやっていこう!チャレンジしていこう!としています。

なぜなら、私たちはお客様のショールームになるべく、TIS自身がまずは色んな人事施策にチャレンジして、その実体験をもったリアルな声をお客様にお届けしたいということがあるからです。
なので、今までやったことないことにも果敢にチャレンジしています。

ドキドキしながら。

最近の挑戦は、経営者さまからのご相談で社員から自発的に意見がでないや役割を意識していないとのことだったので、経営者と社員とのミーティングをTISがファシリテートするというものでした。

普段、社労士は経営者や総務担当の方とお話しする機会はありますが、顧問先の社員と直接お話をする機会はほとんどありません。

労務相談についても一方的に経営者の話を聞いての判断になります。

なるべく、弊所としては、社員さんの言動について想像を膨らませて、経営者と社員双方にとって良い解決方法をアドバイスするように心がけていますが、どうしても経営者よりになるのかなと。



今回の事例は、弊所がコンサルに入っている会社ですので、通常の顧問先様よりも会社の実情、経営者の考え、社員さんの考えについて知っている会社でした。

様々な情報を踏まえると、経営者の指示が不明確・不明瞭であること、役職者の役割の具体的な指示がないこと、意見を言いづらい環境であることが問題点としてあるなと感じていました。


弊所として、ファシリテートする際に気をつけていることは、あくまでも中立の立場であるということです。経営者が言っていることが分かりづらかったら、はっきりと指摘し、社員が言いたいことが言えていない雰囲気だったら諦めずに話を引き出すということを行いました。

その結果、このミーティングでは役職者の役割が明確化し、経営者にとっては安心して業務をお願いできること、社員にとっては自分たちが行うべき役割について明確になったので、動きやすくなったかと思います。

終わった後の感想として、社長からは役職者の役割が明確化されてよかった、社員さんの感想としては、「仲介役がいたので、収穫の多いミーティングだった」と言っていただきました。



一見、ささいなことなんですが、このささいなことが怖いんです。

確認しなくてもなんとなく分かること、分からないといけないことと思ってしまっていること。

これは、お互いにお互いが考えていることを想像しなくてはいけなくなり、お互いに違った行動をとると不満がどんどん溜まっていくことになります。


そして、誰かが間に入らないと話せなくなるほどに溝が深まるのです。


みなさんはいかがですか?

社員と経営者と話ができてますか?

伝えたいことを伝える努力を惜しまない。
ささいなことほど、価値観のすり合わせをする必要があります。

相手と自分は「違う」ということを改めて認識し、行動していきたいですね。