みなさん、こんにちは!
代表の玉城でございます。
TISでは、経営理念・クレド(行動指針)を作成するお手伝いをしています。
お客様からよく話を聞くのは、
・ 経営理念はあるけど、それに沿った行動をどうすればよいのか?
・ 経営理念はあるけど、社員に腹落ちしにくい。
・ 行動指針に沿って社員が行動してるとは思えない。
ということです。
今年からTISでは、自社の経営理念・クレド(行動指針)をどのようにサービスや自社の制度に落とし込んでいくかを事例共有していきたいと思います。
クレド 「常におごらず、素直な心で自らを省みる」 2023.9.25
土曜日に100年企業研究会の講座の中で、公認会計士:天明茂先生の講義を賜りました。
天明先生は家系図分析を通じて企業再生の支援を行っていますが、企業が業績不振となっている背景には『ステークホルダー(従業員や取引先)との信頼関係が壊れている=家族(親・妻・子・兄弟)との関係性が崩れているor薄い』ということが殆どだそうです。なので経営者が家系図を遡って分析していく中でそのしがらみの原因や祖先の想いを知り、それを自身がどう未来に活かして繋げていくのかを実践することで家族との関係性が改善し結果、それが企業経営にも良い影響をもたらしていくと仰っていました。
先生の講義の中で最も感銘を受けたのは「宿命と運命」。
宿命=いわゆる「定められた運命」→人生におけるシナリオ
運命=徳を高める行為:「命」を「運」ぶこと→人生シナリオの書き換え
宿命(業)をただ受け入れて宿命のままで過ごすのか、徳を積んで先祖から受け継がれた自らの命を運んで、自身の代で業を終わらせ感謝を子孫に繋いでいくのか、家系図を通して先祖の想いを知ると自身の天命に気付きやすくなるのかもしれません。
僕自身も父方のサンラー祖父ちゃんの教え、母方のノブ祖母ちゃんの教え、そして自身と妻の両親の教えを胸に、常におごらず素直な心で自らを省みながら、感謝を子どもたちとTISの経営に繋いでいきたいと思います。