みなさん、こんにちは!
社労士法人TISの西里です。
働き方改革がはじまって、年次有給休暇の時期指定、時間外労働の上限制限、同一労働同一賃金など各種法整備が行われました。
この法整備により、『労働時間の削減』がクローズアップされました。
しかし、労働時間を削減するには、単純に残業をさせないということではなく、業務の効率化・平準化・脱属人化・フォロー体制をする必要あります。
それに残業しなくていいと指示をするだけで残業がなくなるなら、今までの残業代はなんだったんだーってなりますよね(笑)
私たちTISは、今年からチーム制を導入しました。
社労士業務の中心である手続き・給与計算・労務相談などは、担当者一人が顧問先を約30件程度もち、すべて一人で業務を行ってきました。
そこで、問題となるのが、業務が属人化すること、一人で仕事をするので、業務効率の向上がそれぞれに任されていること、業務が可視化されていないので、フォローができず、残業をする人が決まってくること、などがありました。
会社としても、残業をする原因が個人の業務負担が大きいのか、能力的な問題なのか、会社の雰囲気が悪くヘルプを頼めない状況なのか分からず、誤った対策を行うこともありました。
そこで、今年は『業務の可視化』と『チーム制の導入』を行いました。
業務を可視化することで、会社として適切な支援を社員に行うこと、そしてチーム制を導入することで社員が自律的に考えて業務の効率化や脱属人化をすることをすすめることになりました。
経営理念・クレドを達成するためには、各人が今の通常業務に追われている状況では無理があります。
TISとしては、誰かがではなく、みんなで経営理念・クレドを達成する状況を目標(ゴール)としていますので、その目標に向かうためなら、チームに裁量をもってやってもらっています。
チーム制を導入して3か月が経ち、話し合いを重ねるたびにチームカラーが出て、取り組みが全然違うものになっているので、経営陣としてもどんな効果が表れるか楽しみです!
TISは今後も自社の取り組みが自分たちの経験論から話せるようになる組織を目指していきます。
みなさんの人事労務のショールームとなるべく活動していきますので、今後とも宜しくお願い致します!