みなさん、こんにちは。
社労士法人TISのブログ担当Mでございます。
もう12月!?
と毎年驚いているような気がしますが、、
みなさんは、大丈夫でしょうか?
今年をさらっと振り返ってみると、私としては、年明けに発見した本である
TISで大変お世話になっておりますドリームサポート社会保険労務士法人の
下田直人先生が2018年12月に発売された本のタイトルが衝撃的でした。
「人が集まる会社 人が逃げ出す会社」
人が逃げ出すって、、、
どういう会社でしょうか。
この本によると、
「人をすぐに使えるか使えないかで判断する」
「やたらとペナルティを科そうとする」
「本来の目的を見失い、手段が目的となってしまっている」
とあります。
ここで色々話過ぎるとネタばらしになってしまいますので、詳しくは、本をご購入頂きたいのですが、
私の知り合いも以前に勤めていた会社で「本来の目的を見失い、手段が目的となってしまっている」といった経験をしたことがあるそうです。
業務の効率化を図り、その結果、残業削減につながるというのが、本来の姿だと思いますが、
残業削減が目的になってしまい、上司が各従業員の業務内容・量も知らずに帰るよう圧力をかけてきました。
責任感の強い従業員たちは、取引先のために必死に業務をこなしました。
だけど、仕事は終わりません。
毎日、毎日、終わらない仕事を強制的に終わらせて帰宅します。
家に帰ってからも、終わっていない仕事のことが気になり、夢にまで出てきます。
とうとうメンタルをやられ、退職へと追い込まれました。
働き方改革により、労働時間の削減ばかりが目立った今年。
今一度、なんのために残業削減をするのか、そのためには、早く帰宅させるだけでなく、会社として何が必要なのか、検討する必要がありますね。