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人が逃げ出す会社とはどんな会社?

2019-12-03

みなさん、こんにちは。

社労士法人TISのブログ担当Mでございます。

もう12月!?

と毎年驚いているような気がしますが、、

みなさんは、大丈夫でしょうか?

今年をさらっと振り返ってみると、私としては、年明けに発見した本である

TISで大変お世話になっておりますドリームサポート社会保険労務士法人の

下田直人先生が2018年12月に発売された本のタイトルが衝撃的でした。


「人が集まる会社 人が逃げ出す会社」

人が逃げ出すって、、、

どういう会社でしょうか。

この本によると、

「人をすぐに使えるか使えないかで判断する」

「やたらとペナルティを科そうとする」

「本来の目的を見失い、手段が目的となってしまっている」

とあります。

ここで色々話過ぎるとネタばらしになってしまいますので、詳しくは、本をご購入頂きたいのですが、

私の知り合いも以前に勤めていた会社で「本来の目的を見失い、手段が目的となってしまっている」といった経験をしたことがあるそうです。

業務の効率化を図り、その結果、残業削減につながるというのが、本来の姿だと思いますが、

残業削減が目的になってしまい、上司が各従業員の業務内容・量も知らずに帰るよう圧力をかけてきました。

責任感の強い従業員たちは、取引先のために必死に業務をこなしました。

だけど、仕事は終わりません。

毎日、毎日、終わらない仕事を強制的に終わらせて帰宅します。

家に帰ってからも、終わっていない仕事のことが気になり、夢にまで出てきます。

とうとうメンタルをやられ、退職へと追い込まれました。


働き方改革により、労働時間の削減ばかりが目立った今年。

今一度、なんのために残業削減をするのか、そのためには、早く帰宅させるだけでなく、会社として何が必要なのか、検討する必要がありますね。